乳児湿疹 全身がジュクツキ 離乳食の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
8ヶ月 女の子
乳児湿疹で全身がジュクツキが酷く、いつも痒い状態が続いているため、漢方薬で何とかしていきたいとお母様と一緒に来店されました。
生後半年ぐらいから離乳食をはじめてから乳児湿疹が出てきているようです。
中国医学的に『湿熱旺盛』、『食積脾虚』の状態と考えられます。
まだ、母乳もあげているということなので、お母様に薬を飲んでいただき、赤ちゃんに母乳を介して漢方薬を飲んでいただく方法をとりました。
体に溜まっている湿熱、熱毒素を解毒していく漢方、消化吸収を助けていく漢方、胃腸を強化していく漢方をお渡ししました。
1ヶ月ほどして、お母様の体の疲れもマシになられてきたようです。
また、赤ちゃんの皮膚の赤み、ジュクツキも減り喜ばれております。
2ヶ月ほどして、体全体の赤みがかなり引いて、痒くて泣くことが減ったようです。
体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方は、子供の体はまだ、大人と違って未成熟なため、大人と同じように食事をとることで消化不慮をおこします。
食べた物が未消化のまま体に吸収されますと皮膚に湿疹として出て来り、痰がつくられて喘息になったりしやすくなります。
毎日の食生活の積み重ねで、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、気管支喘息がつくられてきます。
子供の歯が生えそろうまでは離乳食はできるだけ遅く始める方がいいと思います。
いろんな雑誌や情報が飛び交っていると思いますが、可愛いわが子を病気にさせないように、守ってあげられるようにお祈りしております。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談ください。
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